実は過去にもアウトプットが大事だという記事を書いたことがあります。
アウトプットがないインプットに意味はない。知識は実践できて初めて意味を持つしかし書いたは良いものの、その後色々とありなかなかアウトプットが出来ず・・・
アウトプットの方が大事というのはわかっているつもりですが、それを行動に移せなかったら何も意味がないですよね。
そんな状況を変えるべく、今回この「アウトプット大全」を読んでみました。
アウトプットしていきたいけどどうやればいいかわからない、インプットはたくさんしてるけど頭に残らない、そんな方におすすめの1冊です。
目次
2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶に残りやすくなる
2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶に残りやすくなるそうです。
記憶というのは、脳の海馬に保存されます。
しかしただ記憶しようとしても、海馬には2~4週間しか保存されません。
これを長期記憶させるには、その情報を脳に重要な情報だと認識させる必要があります。
重要だと認識させるには、2週間で3回以上アウトプットすると良いです。
そうすることにより、側頭葉(記憶の金庫)に重要な情報として長期保存されるとのこと。
覚えたいことはインプットして満足せず、どんどんアウトプットしましょう。
インプットには必ずアウトプットをセットにする
たくさん本を読むけど、後から全然思い出せない。
こんな覚えがある方は、間違いなくアウトプット不足です。
何かをインプットしたら、必ずそれをアウトプットすることを習慣づけましょう。
インプットとアウトプットの黄金率は3:7だそうです。
また、アウトプットした後に更にそれをフィードバック(反省・検証)するところまでセットで行いましょう。
そこまでやって初めて、その知識が完全に自分のものになります。
インプット→アウトプット→フィードバック、これでワンセットです。
話す内容に自信がなくても堂々と発言する
話す内容に自信がなくても、堂々と笑顔で発言しましょう。
聞いている側は、実は話している内容よりも話し手の態度をよく見ています。
どんなに良いことを発言していたとしても、その人が自信なさそうにしていたらその内容にも疑いが生じます。
一方、話す内容は大したことなくても自信満々に堂々と話さえすれば、人は耳を傾けてくれます。
何を発言するにしても、決してうつむき加減でボソボソ喋るのではなく、大きな声で明るく笑顔で発言しましょう。
読む行為(インプット)をアウトプットに変える方法
本をたくさん読むけどなかなか頭に残らないという人は、本に書き込みをしながら読んでみましょう。
読みながら気になったところや気づきを得たところには、どんどん書き込みをすることがおすすめです。
ただ線を引くだけではなく、その部分から自分が気づいたことや感じたことを書き込むことで、本を読みながらアウトプットすることが出来ます。
また、別のノートに気づきなどを書くのでもOKです。
ただ読むだけではなかなか記憶に残りづらいですが、自分の気づきなどをアウトプットしながら読むことで、内容がよりインプットされます。
実現する目標の書き方
目標を定めても全然達成できないなら、以下の方法を試してみましょう。
- 難易度を「ちょい難にする」
- 期限をつける
- To Doに落とし込む
- 客観的に評価できるようにする
- 小さな目標に分割する
「ちょい難」とは、必死に頑張ればギリギリで達成できるラインのことを言います。
目標は簡単すぎても難しすぎてもダメです。
頑張れば達成できるけど、頑張らなかったら難しい。そんなラインに設定すると良いでしょう。
期限も必ず設定するようにします。
時間制限がないとモチベーションが上がらず、結局何もせずに終わってしまう可能性が高まるため、必ず期限を設けてください。
それから、目標をTo Doに落とし込むことも大切です。
目標を決めたけど何をすればよいのかわからないのでは意味がありません。
目標を決めたら、必ずその目標を達成するためにやることまで考える。そして行動に移すことが大事です。
また、目標は客観的に評価ができるように設定しましょう。
例えば「~を頑張る」といった感じにしてしまうと、何をしたら頑張ったことになるのかの基準が曖昧ですよね。
客観的に判断できるようにする方法としては、数字を入れることがおすすめです。
「~を月に4回する」としてあれば、月に4回できれば達成できたことになり、3回以下ならダメだったという判断が出来ますよね。
そして最後に、一度目標を決めたら、それを小さく分割した目標も決めてしまいましょう。
一気に大きな目標を達成しようとすると、難易度も高く時間もかかるため、途中でモチベーションが低下してしまう恐れがあります。
それを防ぐためにも、目標を小さく分割し、小さな成功体験を何度も積めるようにしておきましょう。
こうすることで、モチベーションを高く保つことができ、最後まで達成する可能性が上がります。
おわりに
ブログを書くことや、Twitterでつぶやくこともアウトプットの1つの方法です。
実際僕がブログを書いているのは、学んだことをアウトプットするためでもあります。
ブログやTwitterなどのSNSに投稿することは、この本でもおすすめされている方法です。
なぜならこうした場に書き込むことで、周りのフィードバックを得られるからです。
自分の発信したことに対し周りがどう反応するのかを見ることで、自らの気づきにも繋がります。
自分のノートや日記に書き出すだけだとこうした反応は得られないため、どうしても主観的な観点でしか学びが得られませんが、SNSに投稿することで周りの意見も取り入れられるようになります。
1日1ツイートだけでも効果があるので、日常にアウトプットを取り入れたい方はぜひ試してみてください。
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