こんにちは。Ken(Ken_kentabi)です。
転職を考えているけど、何を軸に考えたらよいかわからない。
そもそも本当に転職すべきなのか、そこから悩んでしまったりしませんか?
そんな方に是非読んでみてほしい本が、北野唯我さん著「転職の思考法」です。
この本は履歴書の書き方や面接対策などと言った、具体的な就活対策が書いてあるわけではありません。
それ以前に考えるべきことがコレでもかと言うぐらい書いてある本です。
メチャクチャ参考になることばかりだったので、ぜひいくつか内容をシェアさせてください。
目次
転職が怖いのはそれが「初めての意思決定」だから
転職が怖いのはそれが「初めての意思決定」だから
新卒での就活なんて周りに流されてやる人がほとんど。だからそれは自分の意思でやったわけじゃない。だけど転職は今までの自分を捨てることになる、しかも自分の意思で。#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月3日
北野さんは、転職は自分がする初めての意思決定だといいます。
いやいやそんなこと無い、自分は新卒の就活のときだってちゃんと自分で意思決定したから今ここにいるんだ、そう思う方もいるかもしれません。
しかし考えてみてください。
新卒の時の就職活動って、本当に自分の意志でやりましたか?
周りがやっているから、大学3年生になったから、そんな理由で流された結果行った人がほとんどではないでしょうか。
それは自らの意思決定ではありません。ただ周りに流されただけです。
しかし一方で、転職活動は新卒のときとは少し異なります。
新卒の時の就活では、おそらくあなたが自分から捨てたものは少ないでしょう。
転職活動では、今までの自分を捨てることがスタートになります。
人間は変化を嫌う生き物です。だから、就活は怖いんです。
怖いと思うのは当たり前です。だけど別にそれはおかしなことではないんです。
マーケットバリューを高めたければ、伸びている業界にいけ
マーケットバリューは業界の生産性に最も大きな影響を受ける。
給料上げたければ生産性のある(儲かる)業界に行くのが一番手っ取り早い。#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月3日
伸びている業界に身を置くことは、それだけで価値がある。
伸びている業界を調べること、考えることから転職活動始めないとな…#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月3日
就活で大事なのは、自分のマーケットバリューを高められる場所に行くことです。
ではそれは一体どこなのかと言うと、今勢いがあって伸びている業界や、今後伸びてくるであろう業界になります。
シンプルに給料を上げたいのなら、儲かる業界に行くのが一番手っ取り早いです。
下記のようなサイトを見ればどこの業界が儲かっているのかは一発でわかりますね。
参考 最新版!「月額給料が高い業界」ランキング東洋経済オンラインこうしたサイトの上位に載っている業界=生産性が高く世の中に必要とされている仕事とも考えられるので、マーケットバリューを上げつつ給料を上げたいなら転職先に考えるべきでしょう。
ただし、本書でオススメしている転職先は、実際には世の中の最先端を行くベンチャーや、これからどんどん伸びるであろうベンチャーの方です。
伸びている業界に身をおき経験を先に積むことで、あなたはその後そこに参入しようとする企業から引く手あまたの存在になることが出来ます。
そういった意味で、まだ世の中に広まりきっていない分野を攻めるベンチャーはオススメとのこと。
ちなみにそういったベンチャーを探すなら、グーグルで「業界+ベンチャー」といった形で検索してみてください。
10年前と全く同じサービスを全く同じ相手に売っている会社はダメ
絶対にやってはいけないこと、それは10年前と全く同じサービスを同じ顧客に売っている会社を選ぶことだ。
変化のない会社に今から入るのは危険だ。これは身を持って体感したな。#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月3日
これまさに僕が勤めている会社がドンピシャで当てはまってしまうのですが、同じものを同じ相手に売り続けている会社を選ぶのはやめましょう。
これには2つの理由があると僕は考えます。
1つは、それが売れなくなった時に終わるということ。
もう1つは、同じものを同じ相手に売り続けるだけの仕事をやっていては、自分が一切成長しないからです。
僕みたいに、もしいま自分のやっている仕事がそれに当てはまるのであれば、今すぐ転職を考えていいレベルだと思います。
いつでも転職できるような人間が転職しない会社が最強
いつでも転職できるような人間が転職しない会社、それが最強の会社だ。
全く転職しようとする人がいないうちの会社はいろいろとやばそうだ…#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月3日
考えてみてください。
今時分の会社にいる40~50代の人達、転職できると思いますか?
他に行けるところがないからその会社にしがみつくしか無いんだなって人、いっぱいいませんか?
そうした人たちが集まっている会社に未来はありません。
いつでも転職できるけど、転職しないという選択をする人が集まる会社が最強です。
またもや僕のいる場所は悪い意味で当てはまってしまいました・・・
消去法で会社に残っている人間に、いい仕事はできない。
ドキッ#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月3日
「転職が悪」は姑息な言い訳
転職が悪だというのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、姑息な言い訳に過ぎない。
終身雇用にしがみついている人たちは、果たして逃げ切れるのでしょうか。そんな人たちの言うことなんか聞く必要ない。#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月3日
上の人たちに多い印象ですが、転職が悪と考える人の意見なんか聞くことはありません。
そういう人たちは、昔の終身雇用制にしがみつき、特にコレと言った努力をせずに逃げ切ろうとしている人たちだと僕は思います。
転職は決して悪ではありません。
今いる場所に必死にしがみつくことしか出来ないほうが悪ですよね。
これから伸びるマーケットを見つける方法
これから伸びるマーケットを見つける2つの方法。
複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する。
既存業界の非効率をつくロジックに着目する。後者のほうが個人的には興味あるかも。The日本企業って感じの会社は非効率の塊だし。#転職の思考法
— Ken@パラレルワーカー見習い (@Ken_kentabi) 2018年7月4日
最後に、これから伸びるマーケットを見つける2つの方法を紹介します。
- 複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
- 既存業界の非効率をつくロジックに着目する
詳しくはぜひ本書を手にとって確認してみてください。
終わりに
「転職の思考法」には、転職を考えていない人も読むべき内容がたくさん書かれていました。
会社に勤めて働くすべての人にオススメの1冊です。
ぜひ読んでみて、そして転職したくなったら、まずはリクナビに登録するだけでも構わないのですぐアクションを起こしてみましょう。
僕は既に登録を終わらせましたので、これから先の2ヶ月以内に転職活動を終える予定です。
一緒に頑張りましょう。
*2018年9月9日追記
無事2ヶ月以内に転職活動を終えることができました。
年収100万円以上アップ、仕事内容やその他の条件もイイ感じです。
「転職の思考法」は本当に必読ですよ!
コメントを残す