こんにちは。Ken(Ken_kentabi)です。
夏といえば、ダイエットに励んでいる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに僕もある意味ダイエットに励んでいます。腹筋を割るために、体脂肪を落とそうとがんばっています。だが残念ながらなかなか割れてこず・・・
きっと原因は食事にあるのだろうと仮定し、好きな著者の一人でもあるTestosteroneさんの新作「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」を読んでみることにしました。
今日はそこから得た学びをあなたに紹介したいと思います。
目次
「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」
目次
【目次】
はじめに 約束しよう、これが君の最後のダイエットになる!●Chapter1 インチキダイエットに騙されるな!
・日本人にとって炭水化物抜きダイエットは「超難関」
・本気で痩せたいなら、「ランニング」は恐ろしくコスパが悪い
・どれだけいい運動も悪い食習慣は倒せない」
・「食事の知識」はビジネスマンの最強の教養である ほか●Chapter2 筋トレビジネスエリートがやっているたった一つの「基本」
・世界一シンプルで世界一続く!最強の「マクロ管理法」
・アメリカで大人気のダイエットもマクロ管理法がベース
・「スイーツ食べちゃった……」焦るな、まだ間に合う! ほか●Chapter3 何を食べ、何を食べないか――それが問題だ!
・皮なし鶏むね肉と卵は「神食材」
・仕方なく外食するなら「ステーキ」「焼肉」「刺身」
・野菜ジュース、グラノーラ……健康そうな「不健康食品」に注意 ほか●Chapter4 これで完璧!「ワンランク上」の食べ方
・ハイパフォーマーになりたいなら「低GI」を選べ
・「小分けにして食べる」は、いいことだらけ
・二度と騙されない!「本物の情報」の見分け方 ほか●巻末付録 最強の筋トレめしレシピ
・納豆アボカドサラダチキン
・チキンdeロコモコ
・牛肉赤ワイン煮 ほか
いきなり最近流行の炭水化物抜きダイエットや朝バナナダイエットをばっさり切るところからスタートするあたりが面白いですね。
そしてその理由にとても納得させられます。これらのダイエット方法を愚直に信じて実行している方は、全員とりあえず読んでみるといいかもしれません。
全体的に勉強になったことが多いのですが、いくつかポイントを絞って紹介します。
痩せたいならランニングではなく筋トレ
最強の食べ方の前に、まずこの内容をしっかりと頭に入れておきたい。
痩せる=有酸素運動と無条件でイメージしてしまうかもしれませんが、実は有酸素運動で痩せようと思うのは非常に効率が悪いのです。
何故なら有酸素運動で消費できるカロリーはものすごく少ないから。
ダイエットの大原則は、「接取カロリー<消費カロリー」にすることです。
ランニングで消費できるカロリーは、大体「体重×距離(km)」とのことですので、例えば体重60kgの人が10km走ったとしても、600kcalしか消費できません。
一方で、体脂肪を1kg落とすのに消費しなければいけないカロリーはなんと約7200kcal!!
これをランニングで消費しようとしたら、単純計算で120km走る必要があります。マラソン約3回分ですよ。こんなの絶対嫌ですよね。
ただし有酸素運動を筋トレと組み合わせたら話は別になります。この辺りはまた別の記事で紹介しようと思いますので、とりあえずここではランニングだけでダイエットしようとするのは間違っていると覚えておいてください。
「マクロ管理法」という考え方で食事をコントロールする
著者がおすすめするダイエット法として、「マクロ管理法」という方法があります。
これは、必要なマクロ栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)を指定されただけ食べていけばいいという、非常にシンプルな方法です。
性別・身長・体重・年齢・1日の活動量から摂取すべき総カロリーを算出し、そこから導かれたマクロバランスにとって食べるとのこと。
細かいやり方は以下のとおりとなります。
- 性別・身長・体重・年齢を元に基礎代謝を割り出す
- 1日の活動量を考慮し、基礎代謝をもとに1日の消費カロリーを割り出す
- 1日の消費カロリーをもとに、目的に合わせて1日で摂取すべき総カロリーを割り出す
- 1日の総カロリーから、各マクロ栄養素を毎日何gずつ摂ればいいかを割り出す
- 割り出したマクロ栄養素どおりに食事をしていくだけ
それぞれの細かいやり方まで書くことは出来ませんが、とてもシンプルな方法で実践しやすいので是非読んでみてください。
数字のトリックにだまされるな!1000mg=1gという話
マクロ管理法を実践しようとすると、嫌でも町中に溢れる飲食品の栄養素をチェックするようになると思います。
その際気をつけなくてはいけないのが、その単位。
よくあるのが、gではなくmgで表示しているものです。
ぱっと見「5000mg配合!」なんてのを見たら、何これすげぇメッチャ入ってるじゃん!って思いませんか?ですが冷静に考えてください、5000mg=5gですよ。たったの5g。
僕は以前このトリックでだまされました。某パーソナルダイエットで盛り上がっている会社の出しているプロテインドリンクを見るとよくわかります。
500mlのペットボトルでプロテイン5000mg配合!とか言って売り出していますが、つまりそこに含まれるタンパク質はたったの5gです。
ちなみに巷に売っているプロテイン30gを200mlの水に割って飲むと、タンパク質を20g程摂ることができます。タンパク質5gって、卵1つより少ないですからね。
このように、巷にはgではなくmgで表示されているものが多々あるので気をつけましょう。
終わりに
今からダイエットを始めてもこの夏にはおそらくもう間に合いません。
間に合うとしたら、相当厳しくやらないといけないでしょうし、たとえそれが出来たとしても後々大変なことになりそうです。
しかし本書に書かれていることを実践していけば、今後の人生の体作りにおいて大いに役に立つのではないかと思いました。
マクロ管理法はダイエットだけでなく、増量や維持にも応用できる考え方なので、是非取り入れてみてください。
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