こんにちは。Ken(Ken_kentabi)です。
僕は自分は地頭力が低いと思っています。何故なら答えの無い問題を解くことが苦手だからです。
正解がある問題なんか解けて当たり前、そこに価値は少ない。正解がない問題に回答できることに価値があるんだろうな。
学歴あっても仕事ができない人ってのは、正解がある問題しか解けない人なんだろう。— Ken (@Ken_kentabi) 2017年11月20日
正直、そこに正解がある問題ならある程度は解けると思っています。
だから高校受験や大学受験は失敗せず来れましたし、最近で言えばTOEICなどの試験も本気で勉強すれば満点取れる自信があります。
しかし僕が思うに、正解がある問題を解けることは社会において何の意味もなしません。
意味が無いと言うと語弊があるかもしれませんが、正解がある問題を解けるということは、スキルでも何でも無いと思ってしまうんですよね。
なぜならそれは、本やインターネットさえあれば誰でも調べればすぐにわかることだから。
マニュアル片手にやれば、誰でも出来てしまうんです。ロボットでも出来ます。むしろAIならそれ以上のことを出来てしまうかもしれませんね。
そんなコンピューターやロボットに負けないためにはどうすればよいか。それは、正解の無い問題に正解を出すことの能力を身につけることだと思います。
それが出来る人が、俗に言う頭の良い人(地頭の良い人)です。
ゼロからイチを生み出せる人と言い換えても良いかもしれません。
僕も出来ることなら、それが出来る人間になりたい。もっと頭が良くなりたい。
そうなるためのヒントを求め、「まんがでわかる 地頭力を鍛える」という本を読んでみました。
まんがでわかる 地頭力を鍛える 細谷 功
地頭力とは
地頭力イコール仮設思考力・フレームワーク思考力・抽象化思考力。
どれも無かったわ…#マンガでわかる地頭力
— Ken (@Ken_kentabi) 2017年11月20日
地頭力とは、仮説思考力・フレームワーク思考力・抽象化思考力のことです。
ものすごくシンプルに説明をすれば、以下のように言い換えることが出来ます。
仮説思考力 → 結論から考える
フレームワーク思考力 → 全体から考える
抽象化思考力 → 単純に考える
これらの能力を鍛えることで、仕事の生産性を圧倒的に高めることができ、ビジネスの場でも活躍することが出来るのです。
仮説思考力
今ある情報だけで最も可能性の高い結論を想定し、疑問や課題を発見することで次のアクションが明らかになる。これを繰り返し、情報の制度を上げながら仮設を修正する思考パターンが仮設思考。
ないない言ってないで、今あるもので何ができるか考えてみよう。#マンガでわかる地頭力
— Ken (@Ken_kentabi) 2017年11月20日
何かの解決策を考えるとき、あれがあれば出来るのに、これが無いから出来ないなどといった考え方をしていませんか?
こうした行動を著者はないない病と呼んでいます。
~がないから出来ないと言うふうに人は考えがちです。しかしそれではいつまでたっても何も出来ませんよね。
まずは何があるのかを確認し、今あるものだけで何が出来るのか、何が考えられるのかを考えましょう。
そしてその中で最も可能性の高い結論を想定する、つまり仮説を立てることにより、疑問や課題を発見することが出来ます。
疑問や課題が発見できれば、今度はそれをどう解決するかを考えますよね。これを繰り返すことで、より精度の高い結論を導き出すことができるようになるのです。
~がないからわからないのではなく、まずは今ある情報から結論を仮定するところからはじめてみましょう。
フレームワーク思考力
フレームワーク思考とは、全体を俯瞰し客観的に見ることである。これを用いると全体の中の優先順位が明確になり、、それを他社と共有することが簡単になる。
まず全体を俯瞰して見る。何か一つにとらわれると視野が狭くなる。何も見えなくなる。#マンガでわかる地頭力
— Ken (@Ken_kentabi) 2017年11月20日
物事を考えるとき、目の前にあるものだけを見て考えていませんか?
それだと視野が狭くなってしまい、その先にあるものが見えなくなってしまいますよね。
まずはその全体像をつかむところから始めてみましょう。
全体を俯瞰し客観的に見ることが出来れば、その中でどこが重要なのかがわかり、どこを優先的にやっていけばよいかがわかるようになります。
行き当たりばったりで仕事をしている方は、まずは一度立ち止まり、スタートからゴールまでの流れを確認するところから始めてみてはどうでしょうか?
抽象化思考力
抽象化とは、要約する力のこと。良い要約は、短く、全体のコンセプトを網羅しており、まとめ方が目的に合致しているもの(次のアクションや相手にどうして欲しいかが明確)である。
全体像と、相手への要望を明確にしてまとめよう。#マンガでわかる地頭力
— Ken (@Ken_kentabi) 2017年11月20日
何かを話すとき、最初から最後まで時系列にダラダラと話していませんか?
それでは聞いている人の興味を引くことは出来ません。
大事なことは、とにかく短くわかりやすくまとめて話すことです。
エレベーターピッチと言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
エレベーターに乗っている30秒ほどの間で(30秒もエレベーターに乗るほどの大企業にいる人ってどんだけいるんだろう・・・)、一緒に乗り合わせた人に話を伝えることですね。
30秒と言う短い時間では、最初から最後まで話をする余裕は全くありません。
そこで大事になるのが、いかに短くわかりやすく話すことが出来るかです。いかにポイントを絞って伝えられるか、全体像を短くまとめて話せ、またその中で相手にして欲しいと思うことを伝えられるかが大事になります。
そのために必要な能力が抽象化思考力であり、要約する力なのです。
短い時間で相手に何かを伝えるなら、最初に述べた仮説思考の「結論から話す」のもアリだと思いますよ。
終わりに
限られた時間でと情報で最善の答えを出す。100%の準備が整う日など永遠に訪れることはない。
最近スピード全然意識してなかったな。とりあえずまずは仮定して動くのが大事なはずなのに。#マンガでわかる地頭力
— Ken (@Ken_kentabi) 2017年11月20日
最後になりますが、100%の準備(資料など)が整うまで行動を起こさないと言うのは最悪だと思います。
僕が本書の中で一番響いたのは、地頭力の説明よりもこの部分でした。まずは今ある情報で、最善の答えを出す(仮説を立てる)ことをしないと始まりませんよね。
ここであげた地頭力は、恐らく戦略コンサルタントの方々は当たり前のように出来ることなのでしょう。
僕もそうした方々に負けないよう、地頭力を磨いていこうと思います。
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