こんにちは。Ken(Ken_kentabi)です。
えんとつ町のプペルという絵本をご存知ですか?
芸人の西野亮廣さんが書いた絵本で、絵本界では異例の大ヒットを記録しています。
僕もその絵本を読みました。本屋で偶然表紙を見かけてその世界観に惹かれたんですよね。
買って読もうかと思ったら、まさかのネット上で全部無料公開されているということを知り、とりあえずネットで読みました。
子供がいたら是非買って手元に置いておきたい一冊です。
ちなみに映画も製作中だそうなので、公開されたら絶対見に行きます。
そんな西野さんが最近出版した、「革命のファンファーレ」という本を読みました。
これがとにかく面白く、数時間で一気に読了。
広告戦略ってこういうことになってるんだと、ただただ驚くことばかりです。お金の勉強にもなりました。
現代の広告戦略とお金について学びたい人には是非おすすめしたい本です。
またそれだけでなく、今後自分の生き方を考える上でもとても良い刺激を受けました。
西野さんを知らない人にも是非読んで欲しいので、内容を少し紹介します。
「革命のファンファーレ」西野亮廣
人は確認作業でしか動かない
人は確認作業でしか動かない、ネタバレしてるものしか見に行かない。
めっちゃその通りだ、だからネタバレしてても買われるのか。すげぇ…#革命のファンファーレ— KENTABI (@Ken_kentabi) 2017年10月28日
えんとつ町のプペルを無料で公開したことに対し、猛反発した人がいたそうです。
クリエイターにお金が入らなくなるとか、絵本が売れなくなるとか。
しかしそういった人たちの批判に反して、実際にはえんとつ町のプペルは大ヒットを記録しました。
なぜネット上で無料で見れるものに対し、人は実物をお金を払って購入するのか。
もちろんそこには絵本の性質も影響してきますが、西野さんが言うには、人は確認作業でしか動かないからだそうです。
本書で昨年大ヒットした映画「君の名は」について触れていましたが、これがものすごくわかりやすい例でした。
テレビでたくさん宣伝した結果、多くの人が「君の名は」がどういった内容かなんとなくは知る結果となります。
そこで何が起こるかというと、実際はどうなんだろうと確認をしに映画館にお金を払って見に行くわけです。
ラーメン屋さんに並ぶ人も同じです。人がたくさん並ぶラーメン屋が本当においしいのかどうかを確認するために並ぶわけですよね。
ネタバレしても、そのネタを実際に確認するために購入する。なるほど。
大切なのはニュースになること
大切なのはニュースを出すことではなくニュースになること、つまり他人の時間を使うこと。
広報の宣伝アカウントなんてフォローしない、確かにそうだ。自分のとこに流れてきて始めてシェアしたりするもんな#革命のファンファーレ— KENTABI (@Ken_kentabi) 2017年10月28日
大切なのはニュースになることであり、決してニュースを出すことではないと西野さんは言います。
自分からニュースとして出しても、人はそれに興味を持ちません。
企業の宣伝アカウントをフォローしている人が一体どれだけいるでしょうか?
そう考えてみれば、企業がたとえ自社製品の発売をアナウンスしたところで、それが直接届く人はあまりいないのです。
しかしながら、皆が見るヤフーニュースに掲載されたり、テレビで取り上げられたりすれば別です。
そのニュースは一気に皆の知るところとなります。
だから西野さんは、えんとつ町のプペルの個展を開いたときにその絵が盗まれたら最高だと思うらしいです。
なぜなら、もし本当に盗まれたらニュースになり、また盗まれた絵の画像がネットに出回って一気に広まるから。
自分で宣伝しなくても、他人が勝手に広めてくれるってわけですね。
いかに他人を使えるか、これが広告の肝なのかもしれません。
この発想、とても理にかなっているし、面白すぎますね。
行動することに勇気は必要ない
行動することに、勇気は必要ない。一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。
そして情報があれば人は動ける。根拠のないポジティブさを無理やり作るより、ロジカルに考えたほうが動けそうだな。#革命のファンファーレ
— KENTABI (@Ken_kentabi) 2017年10月28日
勇気を持って行動しよう、と人は言うかもしれませんが、西野さんはそうは言いません。
行動することに勇気は必要ない、必要なのはロジカルシンキングだ。情報だ。そう言います。
一歩踏み出したいけど勇気が出なくて踏み出せない。こういう人が何故踏み出せないのか、それは決して勇気がないからではありません。
その行動に対して、確信が無いからです。確信が無いのは、その行動を起こすにいたる情報がないからとも言えます。
つまり、その情報が十分にあれば、行動すればうまくいくという根拠となる情報があれば人は動くのです。
ポジティブシンキングという気持ちの問題ではなく、あくまでロジカルに物事を捉え、情報を集めれば必ず人は行動できます。
確かに考えてみればそのとおりですね。
僕の場合、仕事を辞めて世界一周したと言うと、よく決意できたよな、勇気いるよなって言われることがあります。
でも実際問題、別に特に勇気が必要だったわけではないんですよね、考えてみれば。
別に仕事辞めて行ったところで問題はないし、今行くほうが絶対にいいと言う情報が、確信があったから行っただけなんです。
勇気なんてふわふわした言葉を使うのは、ちょっと違うなと改めて思いました。
終わりに
決定権を持っているのは自分だ。それは覚悟だ、信念だ。
自分で覚悟を決めて自分の信念の元で行動できるようにならないと、かっこよくないよな・・・#革命のファンファーレ
— KENTABI (@Ken_kentabi) 2017年10月28日
西野さんは自分の考えや行動に覚悟を持っています。自分の信念の上、行動します。
だからくだらない外野の批判や、過去の前例なんていうものにはとらわれずに行動が出来るんですよね。
本当にかっこいいと思います。
今後の西野さんの活動もすごく楽しみです。とりあえずFBはフォローしました(笑)
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