マチュピチュへの行き方が普遍化しすぎてつまらなくなった話

マチュピチュ

こんにちは。Ken(Ken_kentabi)です。

昨日南米ボリビアのウユニ塩湖がもはや秘境ではなくなったという話を書きました。

ウユニ塩湖 おすすめウユニ塩湖には行くな!?あそこはもはや秘境でもなんでもない

僕は世界一周の旅を2回しましたが、その中で2回目に行ったときの方が圧倒的に人が増えていて、行くのがつまらなくなってしまった場所というものがいくつもありました。

行く人があまりいないから面白いのに、皆が行くようになってしまったら途端につまらなくなるんですよね。

今回はその中でも、南米ペルーのマチュピチュの話をします。

マチュピチュとは

マチュピチュとは、南米ペルーにあるインカ帝国の遺跡のひとつです。

1911年にハイラム・ビンガムというアメリカの探検家によって発見され、ペルーの山の中にひっそりと存在します。

下のような写真を見たことありませんか?これがマチュピチュです。

マチュピチュ

遺跡好きな人なら一回は行くべき場所のひとつですね。

この場所自体はなかなか面白いんです。そこに人が集まるのは当然のことだと思います。

しかし僕がこの記事でお話したいのは、マチュピチュ自体についてではありません。マチュピチュへ行く方法についてです。

マチュピチュへの行き方

マチュピチュまでいく方法はいくつか存在しますが、一番楽でメジャーなのは鉄道を使う方法です。

お金のある方やツアー旅行で来る方などはこの方法を使います。

クスコと言う町からペルーレイルで行ってもいいですし、またオリャンタイタンボというところまで乗り合いバスなどで行って、そこから鉄道に乗るという方法もあります。

しかし残念ながら、上記の方法はとにかくコストがかかります。

普通に旅行で行く人にとっては大した額ではありませんが、日々10円単位での値切りをするような貧乏バックパッカーにとっては痛い出費になるんですよね。

そこで昔から、バックパッカーたちは上記とは別の方法でマチュピチュへ行っていました。

具体的に言うと、クスコから乗り合いバスでマチュピチュから10km程の距離にある水力発電所まで行き、そこから線路上を歩いていくという方法になります。

いわゆる「スタンドバイミールート」ですね。

この方法、僕が始めて世界一周をした時はかなり大変なルートで、その水力発電所まで行くのにも乗り合いバスを乗り継いで行く必要がありました。

クスコ→経由地→経由地→水力発電所→マチュピチュ村 といった感じです。

なので短期旅行で来る人たちでこのルートを使う人は皆無でしたし、人もあまり多くなかったんです。

乗り合いバス
コレクティーボ
水力発電所(徒歩スタート地点)
マチュピチュ 水力発電所
線路

しかし世界2週目に行ったときは状況が激変していました。

クスコから水力発電所まで直行のバスを出す旅行会社が激増し、水力発電までのアクセスがかなり容易になったのです。

そのためこのルートを使う人も激増し、特に学生などの予算の限られている人たちは必ずと言っていいほどこのルートを使うようになってしまったんです。

その結果何が起こったか。

水力発電所には大量のバスが連日集まり、また線路の上にも人がうじゃうじゃいるというカオスです。

のんびり線路を歩いて、「わースタンドバイミーの世界だー」なんて楽しむことなんて出来やしません。

「何でこんなに人多いんだよわけわからん、うざすぎ」って感じです。

ちなみにこれはマチュピチュからクスコへ戻るときも同様です。

水力発電所に乗り合いバスが大量に止まりすぎているせいで、もはやどれが自分の予約したものかわかりません。

僕は予約したはずのバスに予約がちゃんと入っておらず、危うく乗せてもらえない状況に陥ったぐらいです。

こんな感じです
マチュピチュ 水力発電所 バス

多くの人が知ってしまったことは、もはやつまらない

昨日書いたウユニの記事と言いたいことは同じです。

多くの人が知ってしまったことにはもはや価値が無く、とてもつまらないものになってしまうんだなと切に感じました。

このマチュピチュへのスタンドバイミーロードは、元々はかなり過酷なルートだったんです。

だからこそたどり着いたときの達成感も大きかったし、とても楽しいものでした。

それがいまや普遍化してしまったため、もはや珍しくもなんとも無いただのルートのひとつです。

もちろんこの流れは、世界中どこでも起こりえるし、いまや起こって当たり前のことでもあります。

海外旅行へ行くのはどんどん簡単になっていくし、またその方法を調べるのも共有するのも、インターネットの力を借りれば一瞬ですからね。

便利と言えば便利ですが、その便利さゆえに、旅本来の価値みたいなものまで失われていくような気もしてしまいました。

切ないです。

終わりに

自分勝手なことを言っているのは理解していますが、何でもかんでも普遍化させてしまうのは、ものすごくつまらないなと旅をして感じました。

だから最近の旅人の話って、多分聞いてもつまらないですよ。皆同じことを言うから。同じ場所にしか行かないですし。

今はどうか知りませんが、ちょっと前なんてこのマチュピチュ&ウユニはリア充大学生の定番の卒業旅行ルートでしたからね。

「おれ○○行ってきたんだ!」って言って、「え、マジで!?すげー!」って言われるところがどんどん減っていく今日この頃。

つまらなすぎると言うか、切ない・・・

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