こんにちは。Ken(Ken_kentabi)です。
仕事においてもプライベートにおいても、何かを人に伝える力というのはとても大事ですよね。
就活においてよくコミュニケーションスキルなるものが出てきますが、その中にこの伝える力も含まれていると思います。
仕事の基本とも言われる報連相も伝える力のひとつですね。
では、どうしたらその力を上手に使えるようになるのか。
伝える力が上手に使えるようになれば、間違いなく仕事に活きてきますし、更に僕の場合だったらブログにおいても役立つことと思います。
そのヒントを得るために、池上彰さんが書いた「伝える力」を読んでみました。
目次
「伝える力」 池上彰著
あらすじ
商談や会議、プレゼンテーションや企画書・報告書の作成、電話での交渉、メールでの連絡――ビジネスの現場で行なわれている日常業務。仕事の「できる」「できない」を左右するのは、意外とこうした基礎をしっかりやるかどうか。それには上司や部下、顧客とのコミュニケーションをいかに円滑にするかが鍵を握る。
本書は「話す」「書く」「聞く」の3つの能力の磨き方を紹介。これができると自ずと成績・業績に結びつくもの。長年NHKの『週刊こどもニュース』のお父さん役を務めてきた著者(現在はフリージャーナリストとして独立)ならではの極意を伝授する。伝えることの難しさを身をもって経験しているだけに、ビジネスの現場でも十分応用が効く智恵が盛りだくさんである。
相手を惹きつける、ビジネス文書を書く、文章力をアップさせるなど、本書の秘訣を習得すれば、仕事が楽しく、やりやすくなること間違いなしだ。
伝える力とは
そもそも伝える力とは一体なんのことを言うのでしょうか?
それは、上記でも上げたようなコミュニケーションスキルのことだと僕は思います。
もっと細分化すると、池上彰さんが言うような「話す」「書く」「聞く」能力のことですね。
この3つのうちどれが一番大事になるかは一概には言えませんが、僕は個人的に一番大事だと思うのは「聞く」能力です。
なぜなら人の話をちゃんと「聞」いて理解しないと、それを正確に人に伝えることはできないからです。
もちろんブログにおいては「書く」力も大事ですし、プレゼン等においては「話す」力も大事です。しかしそれらの前に「聞く」力が存在すると思っています。
ちなみに「聞く」力にも2種類あると僕は思います。
1つは自分から人に質問するという意味での「聞く」力。
そしてもう1つは、相手の話を受動的に「聞く」力ですね。
どっちも相関するものですが、主体的に聞くのか、受動的に聞くのかの違いがあると思います。
自分が知らないことを知る
知っているようで知らないことって、実はたくさんありますよね。
テレビで出てくる単語を見て、その単語の意味を正確に言えるかどうかを問われたら答えられないものが多いと思います。
それを知らないのに人にそのことを伝えようとするのは、そもそも無理な話ですよね。
まずは自分が知らないことをしっかりと知りましょう。
そのために必要なこととして、上記の「聞く」力が大事になってきます。
たまに聞くのが恥ずかしくて聞けないという方がいますが、それは出来れば早めにやめたほうがいいです。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥というように、その時聞いておかないと後々響くことが往々にしてあります。
こんなことも知らないのなんて思われるかもしれません。だけどそれもその一瞬だけ。その時それを聞いた自分に対して思われた感情なんて、その後の自分しだいでいくらでも覆せるので問題ありません。
今後人が話しているときにわからないことがあったら、是非積極的にその意味を聞いてみましょう。話しているほうも、意味もわからずに話を聞いてもらっているより、自分の話を理解しようとしてくれるほうがありがたいものですよ。
文章力をアップさせる方法
「もう一人の自分」を育てる
簡単に言えば、自分の思ったことに対して自分でツッコミを入れるということです。
例えば自分で考えた企画書を誰かに見せる前に、一度自分で客観的に見てみるのです。
そこで何も感じず、こんな企画書を書けるおれってすごい、なんて思ってしまってはダメです。
この表現は変えられるはず、ここの数字は根拠が薄い、などと色々なダメだしが出来るようになることを、池上彰さんは「もう一人の自分」を育てるといっています。
いったん引いてみてみると、見えなかったものが見えたりするものですからね。
意識的にもう一人の自分を育てていきましょう。
音読する
文章を書いたら、一度それを音読してみましょう。
音読してみることで、なんとなくリズムがおかしかったり句読点の位置がおかしかったりする場所に気づくことが出来ます。
良い文章というものは、えてして読みやすいものです。
毎回読み直すのは大変なので、気づいたときや時間のあるときに一度音読してみてください。
ブログを書く
僕も今やっていることですが、ブログを書くことも文章力の向上につながります。
文章を書くだけだったら日記でも良いと思われるかもしれませんが、ブログとの決定的な違いは、それが人の目に触れるかどうかです。
つまり、自分の意見に対して人がどう思うかの反応を得られるか得られないかともいえます。
その人の反応を見れば、自分の書いたものが自分の伝えたいとおりに伝わっているか、それともそうでないのかが一発でわかりますよね。
もちろん僕みたいなアクセスのないブログだとあまり人の意見は得られないかもしれませんが。。。
むやみやたらにカタカナ語を使わない
これは僕もものすごく意識していますが、むやみやたらにカタカナ語を使わないことは人に何かを伝えるうえで非常に大事です。
たまにルー大柴並みにカタカナ語を連発し、何を言っているのかわからない人がいますよね。
そのカタカナ語、日本語じゃダメなんですかと僕は言いたい。
特に年配の方や異業種の方はその言葉を知らない可能性が高いです。
カタカナ語を使うなら、それが伝わる相手だけにしましょう。
「今日のミーティングのアジェンダは」ではなく、「今日の会議の議題は」でいいじゃないですか。
終わりに
自分の思っていることを書いて、または話して伝えるためには、何かをインプットする際にそれをしっかりと理解することが大事です。
そのために必要な力のひとつが、「聞く」力になります。
つまり伝える力とは、「聞いて」理解して、理解したことをわかりやすく「話す」「書く」力のことなんですね。
ブログを書く上でも、また仕事で人に説明するときでも、なるべくわかりやすく伝えられるよう意識していきたいと思います。
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