どうやったら効率よく学ぶことが出来るのだろうか。
出来る人はどうやって学習をしているんだろう?
どうしたらもっとうまく時間を使うことができる?もっと成果に繋げられる?
そんな悩みを持っている人は多いと思います。僕もそうです。
一方で、こうしたことが上手にできる人というのも少なからず存在します。
一体彼らと僕らでは何が違うのでしょうか?
そんな疑問を解決するために、この「超・独学術」を読みました。
これからの学習をどうすればよいのか、ヒントになることがたくさん書いてあったので、シェアします。
廣津留すみれさんについて
この本の著者である廣津留すみれさんは、世界最高峰の大学であるハーバード大学、及び音楽を学ぶ人達にとっては最高峰の音楽院であるジュリアード音楽院を主席で卒業したという経歴を持つ方です。
2018年夏にSmilee Entertainmentをニューヨークで起業。演奏活動の傍ら、音楽コンサルティング業としてゲーム音楽作曲・イベントプロデュース・マネジメントなど幅広く活動中。
ジュリアード音楽院を卒業したという経歴を持つにもかかわらず、肩書は起業家という異色の人ですね。
近年は執筆活動もされているそうです。
ハーバード・ジュリアード共にどちらも超難関校として知られ、入学するのはもちろん卒業するのもかなりの努力が必要なはずですが、一体彼女はどのようにして主席で卒業するという偉業を達成したのでしょうか?
本を読み進めていくと、実はなにか大きな独自の技があるというわけではなく、一つ一つの積み重ねが大事なんだということに気付かされました。
試験勉強は「概要→反復」が最強
試験勉強をする時、問題集を最初の方から少しずつ解いて進める方は多いと思います。
しかし廣津留さんのやり方は異なります。
まず一度ざっとでいいから全てに目を通し、一通り解いてみます。
そうすることで全体の概要が把握でき、自分に足りない部分やテストに出そうな部分というのがなんとなく見えてきます。
そしたら後はその部分を反復する、または全体をとにかく何回も何回も反復して解くことで、自分のものにできるそうです。
テストまでの期限でその問題集が1回しか解けないようなスケジューリングを組んでいるなら、今すぐそのスケジュールは破り捨てたほうが良いでしょう。
1回でわからなくてもいいから、何度も何度も繰り返す。そうすることで、わかるようになっていくのです。
1回やったからで出来るようになる人はあまりいません。勉強したふりで終わってしまう人が多いのではないでしょうか?
ゆっくりコツコツ進めるのではなく、一気に全てをやる。あとは繰り返す。
同じことを何度も繰り返すことは、決して無駄ではないのです。
隙間時間セットを作る。何分あったら何をするを決めておく
隙間時間が出来たら何をするのかを予め決めておきましょう。
そうすることで、ちょっとした時間をダラダラ過ごすことなく、有効活用することが出来ます。
例えば通勤時間が30分あるなら、その30分にやることを予め決めておき、実行しましょう。
それがたとえたった5分だとしても、出来ることはたくさんあります。
5分あれば、昨日学んだことを頭の中で復習したり、ブログの構成を考えたりすることが出来ますよね。
5分空いたから、30分暇になったから何をしようかなと考えるのではなく、予め行動を決めておくことで、時間を有効活用できるようになるので、ぜひ試してみたいところです。
ちなみに著者は5分の積み重ねをすごく大事にするそうです。
5分を漫然と過ごさず、なにか意味のあることをする。
それを積み重ねることによって、成果をだしてきたんですね。
始める前に選択と集中をする
始める前に選択と集中をしましょう。
メリットの小さいことは即刻捨てる勇気を持つことが大事です。
そのためには、自分は何がしたいのか、したくないのか、その原点にこまめに立ち返ることが重要だと著者は言います。
自分のしたくないことで、たいしてやる必要がないことであれば思い切って捨てましょう。
そしてその時間をなにか別のことに活用しましょう。
僕たちの使える時間は限られています。すべてのことが出来るわけではありません。
だからこそ、自分にとって何が重要なのかを始める前に選択し、それに集中して取り組む必要があるのです。
今までもこうしてたから、付き合いだからしょうがない、などといった理由で嫌々やっていることはありませんか?
無駄だとわかっているのに、やめられないことはありませんか?
あなたの人生に、そんなことをやっている暇はありますか?
選択し、集中して取り組みましょう。
おわりに
この本を読んだ僕らがすべきことは、自分の望みを叶えるために
1、無駄を切り捨てる
2、時間を濃く使う
3、与えられた時間の中で努力する
ことです。
5分という短い時間でも無駄にしないよう、自分の人生に優先順位をつけ、それに集中して取り組む。
全ての時間をそう過ごすのは難しいかもしれません。
ですが自分の叶えたいことがあるなら、それが出来なきゃ到底かなわないでしょう。
僕もなるべく限られた時間を無駄にしないよう、隙間時間を有効活用し、目指すところへ一刻も速くたどり着けるようがんばります。
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