サラリーマンとして働くのであれば、誰しも給料を上げたいと思うことでしょう。
たとえ出世することに興味はなくても、自分の給料のことには興味がありますよね。
どうしたら手っ取り早く出世することができるか、または給料を上げることができるのか、気になりませんか?
もちろん、圧倒的な結果を出せるのであればスピード出世は近いかもしれませんが、実際にそううまくは行かないのが現実です。
実はあなたが早く出世したい、もしくは給料を上げたいと考えるなら、所属する場所を変えることが最も早い方法になります。
大企業や昔からの中小企業だと出世は遅い
もちろん全部が全部とは言いませんが、大企業または昔から長く存在するいわゆる日本的な中小企業だと、出世のスピードはかなり遅いです。
例えば自分が昔勤めていた昔からの日本的な中小企業の例を上げると、30代になるまで主任になることはできず、40になっても主任の人がいました。
終身雇用時代の流れを継続しているからなのか、役職につくには在籍年数プラス自分の年齢が何歳以上にならないといけないという目に見えないルールがあったからです。
こうしたルールが存在する企業に入ってしまうと、いくら頑張っても出世のスピードは限られてしまいます。
他社の人と名刺交換した時に、その人の役職に驚いたことは有りませんか?
50歳ぐらいに見えるのに、肩書は主任という人も存在します。
しかもいわゆる大企業に勤めている人にもかかわらずです。
所属する企業も大事だが、その企業の業界は更に大事
出世するスピードだけを考えるなら、それこそ実力重視のベンチャーや、若くても役職についている人がいる企業を選べばすぐに出世できる可能性はあります。
もちろんその場合は、自分に実力があり、結果を残せることが大前提です。
一方で、給料を早く上げたいと考えるのであれば、何よりもまず自分の所属する企業の業界選びを間違えないようにする必要があります。
例えばアパレルやサービス業などに属する企業に勤めてしまった場合、給料を上げるのはかなり難しいです。
なぜならその業界の平均年収が低いからです。
40代で年収1000万が当たり前の業界もあれば、500万円すら行かない業界も存在します。
後者の業界にいるのであれば、恐らく社長や役員クラスにでもならない限り給料は低いままでしょう。
一方、平均年収が高いことで知られる総合商社などにいるのであれば、在籍さえしていれば1000万円は余裕で超えます。
ウィンドウズ2000という言葉があるぐらいです(窓際族で2000万円もらう人たちのことを言うらしいです)
つまり、給料を上げたいならまずは業界的に平均年収が高い業界の企業を選ぶのが最も現実的な方法となります。
参考 【2019年最新版】業界・業種別平均年収ランキング【令和版】CLABEL結果を出すために努力をするのも大事ですが、それ以前に会社選びを間違えたら、いくら頑張っても報われることはないでしょう。
今いる場所でダメなら、すぐにでも転職しよう
もしあなたが早く出世したい、給料を上げたいと思うのであれば、まずは自分の今いる会社の現状、また業界の状況を知ることが第一です。
自分の会社に40代になっても平社員の人や主任ぐらいの人ばかりなら、自分もその道をたどる可能性は高いと言えるでしょう。
また、業界的にも給料が安くて当たり前なら、いくら役職がついても低年収になってしまいます。
その場合は、転職することを真っ先に選択肢にするしかありません。
まずはリクナビNEXTなどの求人サイトに登録するだけしてみることをおすすめします。
そこで求人情報を眺めるだけでも、色々な情報が仕入れられますし、他社に行った場合のことを想像することができます。
更に情報が知りたい、もしくは確実に給料を上げたいなら、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントを使うことで、給料アップの交渉もしやすくなりますし、またその会社の内情を知りやすくなるからです。
おわりに
結果を出せば出世もできるし給料も上がるはずと考えて頑張るのはとても良いことですが、いくら頑張っても報われない、あるいは報われにくい世界があるのも事実です。
そうした世界に居続けるのは本当にもったいないので、もし自分がそんな世界にいるなと感じたらすぐにでもその世界から抜け出しましょう。
もちろん独立できる能力があるのであれば、独立するのも一つの手です。
現状に不満があるのに、何もしないで現状維持するのが一番ダメなパターンだと思います。
参考になれば幸いです。
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