僕は世界一周の旅を経験しています。
これまでに訪れた国は30カ国以上。危険な目にこそ合いませんでしたが、残念ながら詐欺や盗難にはあったことがあります。
どんなに対策をしていようが、被害にあう時はあります。だけど対策をすることで、その数は限りなく減らすことが出来るのです。
今日は世界一周経験者である僕が旅の安全対策を教えます。
目次
危険なところには近づかないのが鉄則
旅をしていると、たまに自分がどんだけ危険な目にあったのか自慢をしてくるバカがいます。
いわゆる武勇伝ってやつですね。確かにその話は聞いてて面白いかも知れません。
人の不幸は蜜の味って言うぐらいですからね。けどその話はかっこよくもなければ、ただ自分がいかにおろかだったかを話しているに過ぎません。
一歩間違えれば待っているのは死です。
強盗にあったとしても殺されないのは日本だけだと思ってください。
ブログのネタのためとか、そんなくだらない理由で危険なところに近づくことだけはやめましょう。
外務省の発行している海外渡航情報は必ず確認すること
外務省の海外安全ホームページというウェブサイトがあります。
目的の国を訪れる前に、必ずその国のことを上記サイトから確認しましょう。
例えばアジアを調べてみようと思ったときに、下のような画面が出たとします。
色が白ければほぼ問題ありません。ちょっとしたスリなどはあるかもしれませんが、紛争中だとかそういった問題は一切ないと言えます。
個人的な経験から言えば、レベル1である黄色の場所は行っても大丈夫と判断します。
スリや詐欺などはあるものの、注意してれば大した被害にはあいません。
レベル2であれば、どうしても行かなければならない場合は最善の注意を払っていきます。
例えばそこの場所に乗換えなどで行かなければ行けないときなどは、そのためだけに行ったりしたとこはあります。けれど長居は絶対にしません。
レベル3以上だったらまず行きません。たかが旅行者の立場でそれらの場所に行くのはただのバカです。リスクが高すぎます。
上記サイトは定期的に更新されているので、まずチェックすることをお勧めします。
宿のスタッフに周辺の危険な場所を教えてもらう
親切な宿だと、スタッフが独自に作った地図に危険な場所の情報が書いてあったりしますが、あまり見たことがありません。
なのでまず宿に着いたら、スタッフの人に周辺情報について教えてもらいましょう。
近づかないほうがエリアや、やってはいけないことを教えてくれます。
例えば僕の経験で言えば、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを訪れたときは、外でスマホをいじらないことと、とあるエリアだけは絶対に入ってはいけないし、そのエリアを見ることすらやめろと言われたことがあります。
20mほどそのエリアに足を踏み入れただけで強盗にあった話を聞きましたし、地元の人ですら用意には近づかないエリアだとのこと。
好奇心で近づいてみたくなる気持ちもわかりますが、絶対に辞めましょう。
その地のことはその地に住んでいる人が一番良く知っています。彼らのアドバイスは真摯に受け止めるべきです。
油断しない。人を信じすぎない。
何かの被害にあう時は、たいてい油断しているときです。
例えば僕はアフリカのとある国でノートパソコンとキャッシュカードを盗まれたことがあります。
ホテルに宿泊した際、普段は部屋の外に出るときは必ず全ての所持品をバッグに入れ、鍵をかけ、そしてチェーンでそのバッグを何かにつないでおきます。
しかしそのときはホテル内にあるレストランへ食事に行くだったので、ノートパソコン等をしまわずベッドの上に放置した状態で出てしまいました。
そして食事を終えた約40分後、部屋に戻ってみると鍵が開いており、ノートパソコンと予備の財布は見事に消え去っていました。
犯人らしき人に心当たりはありましたが、確たる証拠はなく、またホテルのスタッフも全く頼りにならなかったので、被害届だけ出して泣き寝入りです。
どんなに少しの間でも、油断するとこういったことが起こることを学びました。
また、人を信用しすぎることもやめたほうがいいです。
旅をしていると人の優しさに触れることが多々あります。
それはそれで本当に感謝しますしありがたいのですが、だからといってその人以外がそんな善人であるわけではありません。いやむしろ優しい人こそ危ない場合もあります。
ホテルを探していたら近くの人に声をかけられ、そのホテルは危ないからこっちのホテルの方がいいと言われたり、ある店に行こうとしていたらその店は偽者ばかり売ってるからこっちの店の方がいいと言われたりなんてするのは日常茶飯事です。
こういったことを回避する最善の方法は、自分から話しかけてきたやつは無視することです。
これがシンプルかつ最善の方法だと僕は思います。
自分から話しかけてくるやつは、大抵何かをたくらんでいるやつです。気をつけましょう。
終わりに
命はひとつしかありません。
旅を安全に楽しみたいのなら、常に安全対策を心がけることは必須です。
やられてからでは遅いですからね。最低限意識だけはしておきましょう。
まだまだ紹介できてない細かいこともありますので、またそのうち同じテーマでもっと細かい記事を書きたいと思います。
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