世界一周経験があるというと、比較的好意的な反応を頂くことが多いです。
中にはふーんで終わってしまう方もいますが、色々と聞いてくれる方のほうが圧倒的に多く、こちらも色々と話してしまいます。
しかしその中でも、聞かれるとものすごく困ることがあります。
困るというか、正確に言えば回答に悩む。
恐らく世界一周経験者なら共感してくれると思います。
世界一周経験者が聞かれて一番困ること
世界一周経験者が聞かれて困ること、それは「どこの国が一番良かったか」です。
これを聞きたい気持ちはよくわかります。
実際、自分も誰かの話を聞いている時に「一番良かったのは何ですか?」みたいなことを聞くことが多いと思うからです。
しかし世界一周を経験した身としては、この質問は回答に非常に困ります。
なぜなら、「どこの国が一番良かったか」だと比較対象範囲が広すぎるからです。
国ごとに良い面は違う
例えば1つ例をあげると、自分はスペインという国が良かった国の1つです。
なぜなら、スペインでは徒歩で旅をした期間があり、その経験が何事にも代えがたいなと思うから。
だからその経験という意味では、スペインは「一番良かった国」と言えることができます。
しかしながら、他の基準で考えれば別の国を「一番良かった国」として答えることも可能です。
例えばベトナム。
滞在費とホテルの質やご飯の美味しさが反比例するという意味で、ベトナムは「一番良かった国」としてあげることができます。
また、アイスランドも「一番良かった国」の1つです。
アイスランドで見た大自然は、他の国では見ることが出来ないものだと思うから。
「どの国が一番良かったか」ではなく、「○○ならどの国が一番良かったか」と聞いて欲しい
なので良かった国のことを聞きたいなら、「○○ならどの国が一番良かったか」と聞いてもらえると、回答が非常にしやすくて助かります。
例えばご飯だったらどの国が一番良かったか、自然ならどの国が良かったか、人の親切さならどの国が・・・etc.
このように聞いてもらえると、良かったものの選択範囲が絞られているので非常に答えやすいです。
ただ単に「どの国が一番良かったか」と聞かれると、どの国をあげるべきかという外交問題が自分の頭の中で起こってしまい、非常に迷います(笑)
おわりに
とか言いつつも、「どの国が一番良かったか」と聞かれたら自分で「〇〇なら」と前置きしてから答えるので、別に大した問題ではありません。
ただ最近ふと思ったので、記事にしてみました。
世界一周、また行きたいなぁ。
コメントを残す