ちゃんとした会社、つまり毎年新卒を採るような会社に入社したなら、さまざまな研修を受けることと思います。
名刺の渡し方、お辞儀の角度などのビジネスマナーから、自分の携わる業界・業務について、などなど。
それらはもちろん大事ですし、おろそかにしてはいけません。
しかし実際に働くとなったときに、果たして名刺の渡し方がどれだけ重要でしょうか。
ぶっちゃけいい年したおっさんですら、まともに名刺交換できない人もいます。
まぁそれはそれで問題だと思いますが、例えば外国人と商談するときなんて名刺交換はかなり雑ですよ。日本人からしたら考えられないぐらい。
ビジネスマナーを必死で覚えるより大事なこと
僕が思う新入社員が仕事で意識すべきことは、ビジネスマナーをしっかり守ろうとか、そういったことではありません。
言ってしまえばそんなん出来て当たり前なので、意識せずにスマートにこなせるのが基本。
大事なことは他にあります。
とにかくスピードを意識する
何をやるにせよ、とにかくスピードを意識してください。
例えば何かの書類作成を頼まれたとしましょう。期限はいつまでね~といわれるか、もしくは急がなくてもいいからねと言われるかもしれません。
ですが何を言われていたとしても、相手が驚くぐらい早く作成して提出しましょう。
別に完璧じゃなくたっていいのです。まずは一度上司に提出し、フィードバックをもらうことが大事です。
ありがちなのは、せっかく任された仕事なんだから完璧なものを作って提出しなきゃと思い、必要以上に時間をかけてしまうこと。
しかしこれは間違いです。少なくとも、新人のあなたにそんなことは求められていません。
まずは8割ぐらいの出来でよいので、一度提出すること。そしてフィードバックをもらい、筋道がずれていないかを確認したうえで、10割まで持っていくのです。
もしこれが自分の中で10割だと思うものを時間をかけて作ったのに、上司からしたら全くダメダメだったらどうなるでしょうか。
今までかけてきた時間が全て無駄に終わり、また1からやり直しです。
そんなの誰も望んでいませんよね。
それを避けるためにも、まずサクッと作ったものを一度提出し、上司のフィードバックをもらいましょう。
スピードが速いと出来るやつと思われる
あなたがびっくりするぐらい速く作業してくれると、周りの人はあなたのことを仕事が出来る人とみなします。
もちろん、最初は勝手がわからないのでスピードだけが速くて中身が伴っていないかもしれません。ですがそれも時間の問題。
速くやる癖をつけると、だんだん速く質の良いものが出来るようになります。
時間をかけて練り上げる暇があったら、さっさと終わらせる癖をつけましょう。
そうすれば次から次へと仕事を任されると思いますし、周りの人と比べて圧倒的に経験をつめるはずです。
そしてそれらの仕事を素早く正確にこなすことを続けることで、周りのあなたを見る目が変わり、今後の仕事もやりやすくなります。
終わりに
僕はスピードを意識することで、新卒で入社した会社で高い評価を受けることが出来ました。
同期に差をつけたいと思っている方は、ぜひ今からスピードを意識して仕事をすることを心がけてみてください。
きっと世界が変わりますよ。
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